由布院で家族旅行におすすめの温泉旅館5選
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由布院が家族旅行に選ばれる理由
由布岳(標高1,583m)の南西に広がる由布院温泉は、約900もの源泉数を有する国内有数の温泉地です。泉質はアルカリ性単純温泉が中心で、無色透明・さらりとした肌触り。メタケイ酸を豊富に含み保湿効果が期待できるうえ、刺激が少ないため子どもからお年寄りまで入りやすい湯として知られています。
由布院駅から金鱗湖へと続く「湯の坪街道」は、約700mの通りに70店舗以上が軒を連ねるメインストリート。とり天やチーズケーキの食べ歩き、手づくり雑貨のショップ巡り、足湯スポットでのひと休みと、子どもの足でも飽きずに歩ける距離感がちょうど良い散策路です。通りの先にある金鱗湖は周囲約400mの小さな湖で、湖底から温泉が湧き出すことで知られています。
博多駅からはJR特急「ゆふいんの森」で約2時間15分。座席と窓を高い位置に設けたハイデッカー構造の車内は眺望が抜群で、ビュッフェカウンターやラウンジスペースも備えています。窓の外に由布岳が見えた瞬間、子どもたちが歓声を上げる——その光景が旅の始まりの合図になります。
温泉も街歩きもやさしい。由布院には、子どもの「やりたい」と大人の「のんびりしたい」が自然と両立する空気が流れている。
子連れファミリーの宿選びで押さえたいポイント
由布院の泉質は刺激が少ないとはいえ、温泉旅行に慣れていない小さなお子さん連れでは宿選びに迷うもの。以下のポイントを基準にすると、家族全員がリラックスできる宿を見つけやすくなります。
- 貸切風呂の有無:大浴場で周囲に気を使わず、子どものペースで入浴できる
- キッズルーム・遊び場:食事の待ち時間や雨の日に、子どもが退屈しない空間があるか
- 子ども用浴衣・アメニティ:親子で浴衣を着て散策できると、温泉街の雰囲気をより楽しめる
- 食事の柔軟性:子ども向けメニューやアレルギー対応の有無を事前に確認しておく
- 部屋のトイレ:夜中のトイレ問題は子連れ旅行の大敵。全室トイレ付きかどうかは重要
- 湯の坪街道・金鱗湖への距離:荷物が多い家族旅行では、観光拠点までの近さが快適さに直結する
| 宿名 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 湯布院 やわらぎの郷 やどや | キッズルーム完備 | 貸切露天風呂3種無料・子ども用浴衣あり |
| 想い出の宿 はなせん | 子ども歓迎のオーベルジュ | 豊後牛ステーキ・貸切岩風呂 |
| 草屋根の宿 龍のひげ/別邸 ゆむた | 2万3千坪の広大な敷地 | おおいた和牛コース・ICから車3分 |
| 日の春旅館 | 5つの風呂 | 玉砂利の露天大浴場・全11室の純和風 |
| 旅館 光の家 | 古道具屋・図書室・茶室 | 全8室の小さな宿・由布岳の麓 |
※料金や特徴は時期・プランにより異なります
- 和室の広さ(子どもが走り回れる10畳以上がベスト)
- 子ども向け料理の対応(アレルギー対応・離乳食の有無)
- 貸切風呂の有無(小さな子連れでも周りを気にせず入浴できるか)
- キッズスペースやアメニティ(おむつ・ベビーベッド・絵本など)
- 周辺の観光スポット(子どもが楽しめるアクティビティがあるか)
価格帯の目安
由布院の家族向け温泉旅館は、1泊2食付きで1人あたり8千円〜3万円程度と幅があります。オーベルジュスタイルの宿や離れ形式は2万円台から、コンパクトな旅館なら1万円前後が目安。平日泊であれば週末に比べて20〜30%ほど安くなるケースが多いため、子どもの学校行事の振替休日を活用するのも賢い選択です。
1. 湯布院 やわらぎの郷 やどや
子連れファミリーの受け入れ態勢がずば抜けて整っている宿です。キッズルームに絵本コーナー、卓球場と、子どもが館内で飽きない仕掛けが随所にあります。3種類の貸切露天風呂はすべて天然温泉のかけ流しで、宿泊者は無料で利用可能。お風呂のたびに異なる湯船を選ぶ楽しみがあるため、「次はどのお風呂にする?」が家族の会話になります。
大人用と子ども用の浴衣が揃っており、親子おそろいで湯の坪街道を散策する姿は由布院らしい一コマ。金鱗湖にも近い立地のため、朝食前に家族で湖畔まで散歩するのも気持ちが良い。宿泊者から圧倒的な支持を集め続けているのは、こうした細やかな配慮の積み重ねによるものです。
2. 想い出の宿 はなせん
宿名の通り「お子様大歓迎」を掲げるオーベルジュスタイルの温泉宿。玄関を開けると正面に由布岳が広がり、その眺望だけで旅の気分が一気に高まります。夕食の主役は豊後牛ステーキ。料理を目当てに訪れるリピーターが多いのも頷ける、食にこだわりのある宿です。
由布岳を望む貸切岩風呂では、家族水入らずで源泉かけ流しの湯を楽しめます。「子連れだから気兼ねする」ではなく「子連れだからこそ歓迎される」——その姿勢が、滞在中のあらゆる場面ににじみ出ている宿です。食事のボリュームと味に定評があり、育ち盛りの子どもがいる家庭にも頼もしい選択肢になります。
「お子様大歓迎」は建前ではない。はなせんでは、子どもの笑い声が宿の風景の一部になっている。
3. 草屋根の宿 龍のひげ/別邸 ゆむた
約2万3千坪——東京ドーム1.6個分の敷地に広がる和モダンの宿。これだけの広さがあると、子どもたちは敷地内を探検するだけで冒険気分を味わえます。都会のホテルでは「静かにしなさい」と注意しがちな場面も、この宿では自然の中でのびのびと過ごせる余白があります。
夕食はおおいた和牛を中心とした山里ならではのコース料理。地元食材を丁寧に仕立てた品々は、子どもの味覚にも新しい発見をもたらしてくれます。湯布院ICから車で約3分というアクセスの良さも、子連れドライブ旅行には見逃せないポイント。敷地の広さがもたらすゆとりは、家族の時間そのものを豊かにしてくれます。
4. 日の春旅館
観光の中心地に位置しながら、木々に囲まれた落ち着いた佇まいの純和風旅館。全11室の小ぢんまりとした規模感は、大型旅館の喧騒が苦手な家族にちょうど良い距離感です。自慢は5つの風呂。玉砂利を敷き詰めた露天大浴場「千人風呂」のほか、家族露天風呂と家族檜風呂を備え、源泉かけ流し100%の由布院の湯を存分に堪能できます。
夕食はおおいた和牛や地物の活魚を使った和風懐石。季節を先取りした料理は、四季の移り変わりが早い由布院ならではの趣向です。玉砂利の足触りを面白がる子ども、檜の香りに目を閉じる大人——同じ宿で、家族それぞれが違った楽しみ方を見つけられるのがこの旅館の懐の深さです。
5. 旅館 光の家
由布岳の麓に佇む全8室の小さな湯宿。一見すると大人向きに見えますが、館内に点在する古道具屋・古着屋・図書室・茶室が、子どもの好奇心を刺激する仕掛けになっています。昔の道具を手に取り、古い本のページをめくり、茶室で抹茶を体験する——テーマパークとは違う「静かな冒険」が、ここにはあります。
温泉は源泉かけ流し。訪れるたびに少しずつ変化する館内のしつらえは、リピーターが多い理由のひとつです。1泊の料金が抑えめな点も、家族旅行の財布にはありがたい。「盆地の傍、静かな暮らし」というコンセプトそのままに、由布院の日常に溶け込むような滞在を家族で体験できます。
ゲームやスマホから離れた数時間。古い道具と本に囲まれて過ごす時間が、子どもにとっての新しい体験になる。
予約のコツとおすすめの過ごし方
由布院の家族向け旅館は客室数が少ない宿が多いため、人気シーズンは早めの動き出しが欠かせません。時期ごとの特徴を押さえて計画を立てましょう。
- 紅葉シーズン(11月中旬〜下旬)は金鱗湖周辺が最も美しい時期。2ヶ月前には予約を入れたい
- GW・夏休み・年末年始は3ヶ月前が安心。夏は盆地でも都市部より涼しく過ごせる
- 梅雨時期(6月)や真冬(1〜2月)は比較的空きやすく、料金も落ち着く穴場の時期
- 平日泊なら週末に比べて20〜30%安くなるケースが多い。振替休日や有給を活用する価値あり
- 貸切風呂は先着順の宿が多いため、チェックイン直後に予約するのがコツ
- 初日は湯の坪街道で食べ歩き→チェックイン→貸切風呂。翌朝は金鱗湖の散歩から始めると、由布院を余すことなく楽しめる
- トリック3Dアート湯布院や陶芸体験は雨の日プランとして押さえておくと安心
- 「ゆふいんの森」は全席指定。子どもに窓側席を取るなら、乗車1ヶ月前の発売開始日に予約を
由布院のメインストリートはベビーカーでも歩きやすいフラットな道。湯の坪街道の食べ歩きは子どもも喜ぶメニューが多く、家族で楽しめる温泉街です。
よくある質問
Q. 由布院温泉は小さな子どもでも入浴できますか?
由布院温泉の多くは単純温泉・アルカリ性単純温泉で、刺激が少なく万人向きの泉質です。草津温泉のような強酸性泉とは異なり、幼児でも比較的安心して入浴できます。心配な場合は貸切風呂のある宿を選び、短時間から試すのがおすすめです。
Q. 由布院で子どもが楽しめる観光スポットは?
湯の坪街道での食べ歩き(とり天、チーズケーキなど)、トリック3Dアート湯布院での体験型展示、金鱗湖の散策、ゆふいん平家窯での陶芸体験などがあります。昭和の街並みを再現した「湯布院昭和館」も子どもに人気のスポットです。
Q. 福岡から由布院へのアクセスは?
博多駅からJR特急「ゆふいんの森」で約2時間15分です。ハイデッカー構造の車窓やビュッフェを楽しめるため、移動自体が子どもにとってイベントになります。福岡空港からは高速バス「ゆふいん号」で約2時間35分、直通で便利です。
Q. 由布院の家族旅行でおすすめの季節は?
秋(10〜11月)は金鱗湖周辺の紅葉が見事で、11月中旬〜下旬がピークです。夏は標高約500mの盆地で都市部より涼しく、初夏にはホタルが見られることも。冬の早朝には金鱗湖に朝霧がかかり、幻想的な風景を楽しめます。
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