箱根で家族旅行におすすめの温泉旅館5選
目次
目次
箱根が家族旅行に選ばれる理由
新宿からロマンスカーに乗って約85分。箱根は「十七湯」と呼ばれる17の温泉地が山あいに点在する、日本有数の温泉郷です。1日に約25,000トンもの温泉が湧き出し、泉質は単純温泉からナトリウム-塩化物泉、硫黄泉まで約20種類。温泉地ごとに異なる湯の個性を楽しめるため、「次はあの湯に入ろう」と何度訪れても飽きません。
標高100mの湯本から約950mの湯ノ花沢まで、約850mの高低差に広がる箱根の地形は、そのまま家族の遊び場になります。芦ノ湖の海賊船で約30分の湖上クルーズを楽しみ、大涌谷では噴煙の上がる谷底をロープウェイから眺める。箱根彫刻の森美術館にはカラフルなネット遊具があり、走り回れる芝生の広場も。雨の日は箱根園水族館——標高723mに位置する日本屈指の高所水族館で約450種の魚に会えます。
子連れ旅行で気になるのが移動の負担ですが、箱根登山鉄道・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船を乗り継ぐルートは、それ自体が子どもにとってのアトラクション。乗り物好きのお子さんなら、移動そのものが旅のハイライトになります。
温泉、自然、乗り物、美術館——箱根には、子どもの「やりたい」と大人の「休みたい」が両立する懐の深さがある。
子連れファミリーの宿選びで押さえたいポイント
箱根は泉質も宿のスタイルも多彩な分、どこを選べばよいか迷いがちです。家族旅行で後悔しないためのチェックポイントを整理しました。
- 貸切風呂の有無——小さな子どもがいると大浴場は周囲に気を遣う。家族だけで入れる貸切風呂があれば、子どものペースで入浴できる
- 駅・バス停からの距離——ベビーカーや大荷物での坂道移動は想像以上にきつい。送迎の有無も要確認
- 部屋のトイレ——夜中にトイレへ行くとき、共用だと親子ともに大変。全室トイレ付きかどうかは意外と見落としやすい
- 食事の柔軟性——子ども向けメニューやアレルギー対応の可否。部屋食なら周りを気にせず食事できる
- 宿の規模感——大型ホテルより小規模旅館のほうが融通がきくことが多い。少人数制の宿は子どもの声にも寛容なケースが多い
| 宿名 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 大平台温泉 たきい旅館 | 1日3組限定 | 大平台駅徒歩3分・肌にやさしい泉質 |
| 箱根大平台温泉 山水荘 | 貸切風呂3種 | 源泉かけ流し・大平台駅徒歩3分 |
| 仙石原温泉 ろくろべえ旅館 | 仙石原高原の眺望 | 標高約650m・四季の自然 |
| いしゐ旅館 | 家庭的なおもてなし | 明るい客室・大平台駅徒歩3分 |
| 芦ノ湖温泉 匠の宿 佳松 | 数奇屋造り | 客室露天風呂7室・芦ノ湖高台の眺望 |
※料金や特徴は時期・プランにより異なります
- 和室の広さ(子どもが走り回れる10畳以上がベスト)
- 子ども向け料理の対応(アレルギー対応・離乳食の有無)
- 貸切風呂の有無(小さな子連れでも周りを気にせず入浴できるか)
- キッズスペースやアメニティ(おむつ・ベビーベッド・絵本など)
- 周辺の観光スポット(子どもが楽しめるアクティビティがあるか)
箱根の家族旅行、宿泊費の目安
箱根の温泉旅館は立地やグレードで幅が広く、1人あたり1泊2食付きで7,000円台のリーズナブルな宿から、30,000円を超える高級旅館まで選択肢があります。家族4人(大人2名・子ども2名)で1泊する場合、ミドルクラスの旅館で総額4〜6万円が目安。貸切風呂付きの小規模旅館はコストパフォーマンスが高い傾向にあり、今回はこの価格帯を中心に選んでいます。
1. 大平台温泉 たきい旅館
箱根登山鉄道・大平台駅から徒歩3分。1日3組限定の小さな旅館は、子連れ家族にこそ向いている。宿泊者が少ないということは、大浴場で他の客とかち合う確率が低く、館内で走り回るお子さんにも目が届きやすい。「一風変わった宿」を自称するだけあり、画一的なサービスではなく、家族ごとの要望に応じた柔軟な対応が口コミでも高く評価されています。
大平台温泉は箱根十七湯のなかでも比較的新しい温泉地で、ナトリウム-塩化物泉の湯はとろみがあり肌あたりがやわらかい。小さなお子さんの肌にも刺激が少なく、温泉デビューの場所としても安心です。駅から近いため、チェックアウト後に箱根湯本方面へ足を延ばしたり、強羅方面へ登山鉄道で向かったりと、観光の拠点としての利便性も高い。
3組だけの宿だからこそ、子どもの笑い声が「騒音」ではなく「にぎやかさ」として受け入れられる。
2. 箱根大平台温泉 山水荘
源泉かけ流しの温泉を3種類の貸切風呂で楽しめる、家族旅行の満足度を左右する「お風呂の自由度」が高い旅館です。2006年にリニューアル済みの館内は清潔感があり、小さなお子さんを連れていても気兼ねなく過ごせる雰囲気が整っています。貸切風呂が3つあれば、到着直後・夕食後・翌朝と、時間帯を変えて家族だけの湯浴みを楽しめます。
旬の素材を取り入れた料理も宿泊者から好評で、食事の時間が旅の記憶に残るかどうかは子連れ旅行でも大きい。お子さんが「おいしい」と言ってくれる食卓は、親にとって何よりのごほうびです。大平台駅から徒歩3分というアクセスの良さも、荷物の多い家族旅行では見逃せません。
3. 仙石原温泉 ろくろべえ旅館
仙石原高原の静かな環境に佇む旅館で、窓の外に広がる四季折々の景色がこの宿の最大の財産です。秋には約18ヘクタールのすすき草原が金色に輝く仙石原は、「かながわの景勝50選」にも選ばれた箱根屈指のビュースポット。標高約650mの高原は夏でも涼しく、避暑を兼ねた家族旅行にも向いています。
「ゆっくりと湯に浸かり、のんびりと時を過ごす」——宿のコンセプトがそのまま滞在の過ごし方を物語ります。テーマパークを詰め込むだけが家族旅行ではありません。朝、高原の澄んだ空気を吸いながら温泉に入り、日中は草原を散策し、夜は早めに布団に入る。そんなスローな休日を過ごしたいファミリーに合う宿です。
仙石原の秋、一面のすすきが夕日に照らされて揺れる風景は、子どもの記憶にもきっと残る。
4. いしゐ旅館
大平台駅から徒歩3分の好立地に建つ、家庭的な雰囲気を大切にした旅館です。「きめ細かなおもてなし」を掲げる宿らしく、初めての子連れ温泉旅行で不安を感じている親御さんほど、このアットホームな空気に救われるはず。格調ある明るい客室は、口コミでも「部屋がきれい」「清潔感がある」と評価が高い。
大平台エリアには3軒の旅館が集まっていますが、いしゐ旅館の強みは客室の居心地の良さにあります。温泉旅館の部屋で子どもが騒ぎ出したとき、暗くて古い部屋では親もストレスを感じがち。明るく手入れの行き届いた空間なら、子どもも親もリラックスして過ごせます。滞在時間の大半を過ごす部屋の質は、家族旅行の満足度に直結します。
5. 芦ノ湖温泉 匠の宿 佳松
箱根関所跡近くの高台に建つ、純和風の数奇屋造りの旅館。全室のうち7室に客室専用の露天風呂が付いており、部屋から一歩も出ずに温泉を満喫できます。客室露天風呂なら時間を気にせず、お子さんが寝た後に夫婦で交代で湯に浸かることも、早朝に家族で朝風呂を楽しむことも自由自在です。
芦ノ湖エリアは箱根のなかでも観光資源が集中しており、海賊船乗り場や箱根神社、関所跡が徒歩圏内。日中はアクティブに観光し、夕方は宿の露天風呂から芦ノ湖を眺めながら一日の疲れを流す——そんなメリハリのある過ごし方ができます。価格帯は箱根のなかでも高めですが、記念日や特別な節目の家族旅行にふさわしい格を備えた宿です。
子どもの七五三、入学祝い——家族の節目に選ぶ宿として、佳松の格式は記憶に残る。
予約のコツとおすすめの過ごし方
箱根は都心から近い分、週末や連休は混雑しやすい温泉地です。家族旅行で快適に過ごすためのポイントを押さえておきましょう。
- 夏休み(7〜8月)の仙石原エリアは標高約650mで涼しく、避暑にぴったり。ただしお盆前後は満室が多く、1〜2ヶ月前の予約が安心
- 紅葉シーズン(11月上旬〜12月上旬)は約1ヶ月間にわたり見ごろが移動する。芦ノ湖・仙石原から始まり湯本で終わるため、時期をずらせば混雑を避けやすい
- 6月中旬〜7月中旬のあじさいシーズンは箱根登山鉄道沿線が見事。梅雨時期は宿泊料金も比較的落ち着いている穴場
- GWや3連休は3ヶ月前には予約を。GW明けの5月中旬は新緑が美しく料金も手頃な狙い目
- 小規模旅館は貸切風呂の予約が先着順のことが多い。チェックイン直後に確認するのがコツ
- 箱根フリーパス(大人6,100円)を使えば登山鉄道・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船が2日間乗り放題。家族の交通費を大幅に節約できる
- 雨の日プランとして箱根園水族館や箱根小涌園ユネッサンを候補に入れておくと、天候に左右されず楽しめる
- 大平台エリアの宿に泊まるなら、箱根湯本で土産物の食べ歩きを楽しんでからチェックインするルートがおすすめ
箱根は「彫刻の森美術館」のネットの森や「箱根園」の水族館など、子ども向け施設が充実。雨の日プランも立てやすいのがファミリー旅行に向いています。
よくある質問
Q. 箱根温泉は小さな子どもでも入浴できますか?
箱根は十七湯と呼ばれるほど泉質が多彩で、刺激の少ないアルカリ性単純温泉もあります。大平台温泉や仙石原温泉は比較的肌にやさしい泉質のため、幼児でも入りやすいです。心配な場合は貸切風呂のある宿を選び、短時間の入浴から試すのがおすすめです。
Q. 箱根で子どもが楽しめる観光スポットは?
芦ノ湖の海賊船(約25〜40分の遊覧)、箱根彫刻の森美術館のネット遊具、大涌谷の黒たまご体験、箱根園水族館(標高723mにある海水水族館)などが人気です。水着で遊べる箱根小涌園ユネッサンも子連れに好評です。
Q. 東京から箱根へのアクセス方法は?
新宿駅から小田急ロマンスカーで箱根湯本駅まで約85分、運賃と特急料金あわせて約2,400円です。車の場合は東名高速・御殿場ICから約30分、または小田原厚木道路経由で都心から約1時間半が目安です。
Q. 箱根の家族旅行に適したシーズンはいつですか?
6月中旬〜7月中旬のあじさいシーズンは箱根登山鉄道沿線が見ごろを迎えます。秋は11月上旬から12月上旬にかけて約1ヶ月間にわたり紅葉が楽しめます。夏は仙石原エリア(標高約650m)が涼しく、避暑にも向いています。
この記事で紹介したホテル
関連記事
条件を入力するだけ。AIが最適な宿を提案します
旅行タイプやこだわりを選んで、あなたにぴったりのホテルを見つけましょう






