金沢でカップルにおすすめの温泉ホテル5選
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金沢がカップル旅行に選ばれる理由
東京から北陸新幹線「かがやき」で約2時間30分。大阪からも約2時間半。金沢は週末旅行にちょうどいい距離にある城下町です。ひがし茶屋街・主計町茶屋街・にし茶屋街の三大茶屋街が今も残り、石畳の通りに紅殻格子の町家が並ぶ光景は、着物をレンタルして歩くだけで絵になります。
兼六園は約11.4ヘクタールの回遊式大名庭園。春は約420本の桜、秋は紅葉、冬は雪吊りと、どの季節に訪れても表情が変わります。徒歩数分の21世紀美術館では現代アートに触れられ、「伝統と現代」を1日で行き来できるのが金沢の懐の深さです。
食も大きな魅力で、近江町市場では能登の鮮魚や加賀野菜が手に入り、冬の加能ガニは11月の解禁を待って足を運ぶ人も少なくありません。ひがし茶屋街の約200mの通りには金箔ソフトや和菓子の店が並び、二人で食べ歩くだけでも1〜2時間はあっという間に過ぎていきます。
城下町の品格と北陸の食——金沢は「歩く」だけで二人の距離が近づく街。
カップルの宿選びで押さえたいポイント
金沢の宿泊施設は、街なかのデザイナーズホテルから車で30分ほどの湯涌温泉まで幅が広い。二人の旅のスタイルに合わせて選ぶと、満足度がぐんと上がります。
- 温泉重視なら湯涌温泉エリア——金沢駅から車で約30分、弱アルカリ性の「美人の湯」
- 街歩き重視ならひがし茶屋街・主計町周辺——観光地まで徒歩圏内
- 部屋食かレストランか——二人きりで過ごしたいなら部屋食プランを確認
- 一棟貸しや全室少数の宿——他のゲストと顔を合わせにくい
- 記念日利用なら事前連絡を——ケーキや花の手配に対応してくれる宿が多い
- 冬のカニプランは早めの予約が必須——11月解禁直後に埋まりやすい
| 宿名 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 料亭旅館 金城樓 | 明治23年創業の老舗料亭旅館 | 代々継承の器で味わう加賀懐石・ひがし茶屋街徒歩圏内 |
| お宿 やました | 湯涌温泉の美人の湯・24時間入浴可 | 朝夕部屋食の加賀料理・竹久夢二ゆかりの宿 |
| 浅の川 | 大正2年築・茶屋建築の一棟貸し | 1日1組限定・主計町茶屋街に立地 |
| 香林居 | 蒸溜所併設ブティックホテル | ルーフトップサウナ・香林坊の好立地 |
| 花明かり | 加賀五彩をテーマにした全5室 | 浅野川沿いの和モダン空間・金沢駅から徒歩10分 |
※料金や特徴は時期・プランにより異なります
- 貸切風呂・客室露天風呂の有無(二人きりで温泉を楽しめるか)
- 食事スタイル(部屋食・個室食なら二人の時間が途切れない)
- 立地とアクセス(温泉街散策やライトアップが楽しめるか)
- 兼六園・茶屋街へのアクセス(金沢市街から近い温泉地を選ぶか、山代・山中の本格温泉を選ぶか)
- 海鮮グルメの充実度(近江町市場や地元の寿司店にアクセスしやすいか)
宿泊費の目安
金沢のカップル向け宿泊施設は1人あたり1泊5千円台のデザイナーズホテルから4万円超の老舗料亭旅館まで幅があります。湯涌温泉の旅館は1人1万〜2万円台が中心で、加賀料理付きの夕食プランを選んでも2人で5万円以内に収まることが多い価格帯です。記念日に奮発するなら、料亭旅館の懐石コースで二人の思い出に残る食体験を。
1. 料亭旅館 金城樓
明治23年(1890年)、前田利家の長女に婿入りした前田対馬守の子孫が構えた邸宅跡に創業。130年超の歴史を刻む金沢屈指の料亭旅館です。屋号の「金城」は兼六園内の金城霊沢に由来し、堅固な城であれという初代の願いがそのまま残っています。加賀料理の食膳には代々受け継がれた九谷焼や漆器が用いられ、味覚だけでなく器と盛り付けまで含めた「五感の懐石」が金城樓の流儀です。
浅野川沿いの静かな立地は、ひがし茶屋街まで徒歩圏内。夕食後、ガス灯が灯る主計町茶屋街をそぞろ歩けば、時代を遡ったような夜の金沢に浸れます。記念日に「一生もの」の滞在を求めるカップルに向く一軒。
130年分の器と料理が、一夜の食卓に並ぶ——それが金城樓という体験。
2. お宿 やました
湯涌温泉の最奥、山に抱かれるように建つ小さな旅館。大正時代に画家・竹久夢二が恋人の彦乃と逗留し、「心の故郷」と呼んだ場所として知られています。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉の弱アルカリ性で、肌がつるりとする「美人の湯」。内湯・露天とも24時間入浴できるため、朝の光を浴びながらの湯浴みも、星空の下での夜の一風呂も自由です。
朝夕ともに部屋食というのが、この宿のもうひとつの特長。加賀料理は海と山の両方の食材を使い、浴衣のまま食卓に着けます。食後にそのまま布団に横になれる気楽さは、外のレストランでは得られないもの。金沢駅から車で約30分、街の喧騒から離れて二人だけの時間を過ごしたいときに。
3. 浅の川
主計町茶屋街の一角に建つ、大正2年(1913年)築の茶屋建築を改装した一棟貸しの宿。国の伝統的建造物群保存地区に認定されたエリアで、かつて芸妓遊びに使われた座敷がそのまま客室になっています。1日1組限定のため、町家の空間すべてが二人のもの。2階の窓からは浅野川の流れが見え、夜は川面に映る街灯の揺らぎが静かに時間を刻みます。
朝食はお茶漬けセットで、金沢の伝統的な食文化をさりげなく体験できる内容。茶屋街に「泊まる」という行為自体が、他の宿では得られない旅の記憶になります。金沢駅からバスと徒歩で約10分、タクシーなら10分足らず。観光の拠点としても申し分ない立地です。
茶屋街に「泊まる」——観光地を歩く旅から、その町に暮らす旅へ。
4. 香林居
金沢随一の繁華街・香林坊に建つブティックホテル。九谷焼ギャラリーだったビルをリノベーションし、特徴的なアーチ型の意匠を活かした空間に仕上がっています。1階には白山の水と森林素材を使った精油の蒸溜設備が併設され、蒸溜の過程で生まれる芳香蒸溜水は10階のルーフトップサウナのロウリュに使われます。自社ブランド「Petrichor(ペトリコール)」のアメニティも、この蒸溜から生まれたもの。
「新しい金沢時間を処方する」がコンセプト。温泉宿の和の情緒とは異なるアプローチで五感を整える滞在を提案しています。兼六園や21世紀美術館へも車で約5分。街歩きの合間にサウナで汗を流し、香りに包まれて眠る——そんな「都市型の癒やし」を好むカップルに。
5. 花明かり
ひがし茶屋街へと続く浅野川沿いに佇む、全5室の和モダンなデザイナーズホテル。各部屋は加賀五彩——黄土・古代紫・草・臙脂・藍——の伝統色をテーマに設えられ、加賀友禅や加賀てまり、加賀水引といった伝統工芸が壁や調度に散りばめられています。泊まる部屋の「色」を選ぶ段階から、旅の楽しみが始まります。
金沢駅から徒歩約10分。近江町市場やひがし茶屋街も歩いて回れる距離にあり、観光の拠点としての利便性と「金沢らしさ」を両立しています。5室しかないため館内は静かで、大型ホテルにはない落ち着きがあります。宿泊費を抑えつつ金沢の伝統美に触れたい二人に向く一軒です。
予約のコツとおすすめの過ごし方
金沢は年間を通じて観光客が多く、人気の宿は週末を中心に埋まりやすい。時期と過ごし方のポイントを押さえておくと、旅の満足度が変わります。
- 紅葉シーズン(11月)と桜の時期(4月上旬)は2ヶ月前の予約が安心
- 冬のカニプラン(11〜3月)は解禁直後に予約が集中する——10月中に押さえたい
- 平日泊なら週末の2〜4割引きになる宿も。月曜休みを取って日・月の1泊がコスパ良し
- ひがし茶屋街は午前中が空いている。着物レンタルは開店直後の9時台を狙う
- 兼六園は早朝の無料開放あり(季節により開始時刻が異なる)。朝の静かな庭園は撮影にも向く
- 湯涌温泉と街なかを組み合わせるなら、初日に茶屋街を歩き、2日目に温泉宿でゆっくりがおすすめ
- 近江町市場の海鮮丼は11時前に行くと並ばずに座れることが多い
- 金沢は雨が多い街。折りたたみ傘は必携。雨の茶屋街も風情がある
金沢は「兼六園・ひがし茶屋街・近江町市場」を1日で回れるコンパクトさが魅力。バス1日フリーパス(800円)で主要スポットを効率的に巡れます。
金沢は「弾丸」より「余白」のある旅が似合う。一日の予定を詰め込みすぎず、路地を曲がる余裕を残しておきたい。
よくある質問
Q. 金沢にカップルで泊まれる温泉宿はある?
金沢の奥座敷と呼ばれる湯涌温泉に複数の温泉旅館があります。お宿やましたでは朝夕部屋食で弱アルカリ性の美人の湯を24時間利用でき、金沢駅から車で約30分の距離です。
Q. 金沢へのアクセスは?
東京から北陸新幹線「かがやき」で約2時間30分、大阪からは特急サンダーバード+北陸新幹線で約2時間半です。金沢駅からひがし茶屋街や兼六園へはバスで10〜15分とコンパクトに回れます。
Q. 金沢旅行のベストシーズンは?
春は兼六園の桜(4月上旬)、秋は紅葉(11月中旬)が見事です。冬のカニ解禁(11月〜3月)も人気で、雪景色の兼六園と合わせて楽しめます。夏は比較的空いており、浴衣で茶屋街を歩くのに向いています。
Q. 湯涌温泉の泉質は?
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、肌に優しい弱アルカリ性です。718年に発見された歴史ある温泉地で、大正初期にはドイツの万国鉱泉博覧会に「日本の名泉」として出展された記録が残っています。
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